元気みなと商店街は、昔の境港の中心商店街として栄えた場所であり、地元の有志が地域のコミュニティの中心として再生を目指しています。水産加工大賞に出店された商品を扱う店舗を核として住民の生活に密着した商品やサービスが揃う商店街を企画しています。元気みなと商店街に隣接する水木しげるロードは、平成22 年370 万人の観光客が訪れる一大観光地です。しかし、水木しげる記念館を目掛けてロードを歩いてくる観光客が当商店街に来街することはありません。また、水木しげるロードには、境港の産物を扱うお店が少なく、集客が境港の経済効果に結びついていない現状です。本来、境港は水揚げ日本一にも輝いた港町であり、現在でも境港市の産業の中心は水産関連産業です。この商店街では、日本でも有数の漁港である境港の水産物を地元の人々や観光客に提要して本来の境港の魅力を多くの人に知ってもらえる場所とするとともに、崩壊しつつある地域のコミュニティの中心として商店街が人と人をつなぐ役割を果たすことを目指しています。